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ウフフ板発、ろだに上げられた作品置き場 訂正やご意見、ご要望は下まで ttp //ufu2-kourin.bbs.fc2.com/?act=reply tid=3717636 ページを選択後、移動を押すとそのページへ移動します。 ページを選択してくださいウフフ全年齢ss 1~50日ウフフ全年齢ss 2 51~90日 91スレ 92スレ 93スレ 94スレ 95スレ 96スレ 97スレ 98スレ 99スレ 100スレ 101スレ 102スレ 103スレ 104スレ 105スレ 106スレ 107スレ 108スレ 109スレ 110スレ 91スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 漫画 ゆゆ様と先代庭師と幼霖① 霖之助・幽々子・妖忌 968 漫画 ゆゆ様と先代庭師と幼霖② 霖之助・幽々子・妖忌 969 漫画 ゆゆ様と先代庭師と幼霖 おまけ 霖之助・妖忌 970 968・969のおまけ ss 日常と日常の間で 霖之助・レティ・霊夢 971 ss チルまつり 霖之助・チルノ 972 ss 名無き鏡像 霖之助・パルスィ 973 ss バレンタイン 雛編 霖之助・雛 975 ss バレンタイン 魔理沙編 霖之助・魔理沙 977 画像 霖之助@窓枠幻想郷 霖之助 978 ss バレンタイン 霊夢編 霖之助・霊夢 979 ss 冬の終わり、春の始まり 霖之助・レティ 981 971の続き 画像 無題 霖之助・白蓮 982 画像 学生ver. 霖之助・霊夢 984 ss 無題 霖之助・紫 986 画像 白蓮さんに服を着せろと電波が 霖之助・白蓮 987 ss 遠まわしな… 霖之助・幽々子・妖夢 988 92スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 ss 借り物 霖之助・魔理沙・霊夢・慧音 989 ss 病に罹ったなら 霖之助・ヤマメ 990 画像 君とは会いたいと思っていた 霖之助・ヤマメ 991 990の挿絵 ss 教育論 霖之助・魔理沙・幽香 992 ss 無題 霖之助・小傘 994 ss 無題 霖之助・慧音・アリス 996 ※英語です データ 例大祭の霖作品まとめ 997 漫画 ホワイトデー 霖之助・幽々子・紫 1002 93スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 ss Sな戦慄/古道具屋は見た 霖之助・文・咲夜 1003 データ 例大祭7簡易レビュ 1005 ss 外の世界に 霖之助・アリス 1006 画像 どうしてこうなった。 霖之助・少女たち 1008 ss 無題 霖之助・魔理沙・フラン 1009 ss パル霖長編③ 霖之助・パルスィ 1010 922の続き 画像 無題 霖之助・妖夢 1011 画像 無題 霖之助・妹紅 1013 ss 猫と青年 霖之助・お燐 1014 画像 ごっちゃ煮 霖之助・妖夢・慧音・妹紅 1015 ss 一年不在 霖之助・幽香・霊夢・紫 1016 画像 笑顔 霖之助 1017 ss 少女は誰? 霖之助・? 1019 画像 霖之助一人酒 霖之助 1020 ss Wの返答/少女を泣かせるもの 霖之助・文 1021 1003の続き 画像 ツインテ霖 霖之助・小町 1022 ss 彼の過去? 霖之助・魔理沙 1023 94スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 画像 霖&魔理婆ちゃん 霖之助・魔理沙 1024 漫画 候補者は背後に 霖之助・はたて 1027 ss 一歩、外へ 霖之助・はたて 1026 画像 無題 はたて 1028 1026のイメージ画像 画像 無題 霖之助・はたて 1029 画像 無題 霖之助・はたて 1030 写真 無題 霖之助・レミリア 1031 画像 秘封霖 霖之助・メリー・蓮子 1033 ss 霖之助親になる 霖之助・先代巫女 1034 漫画 希少品が一つ 霖之助・はたて 1035 ss 覚えの無い一子 霖之助・文 1036 ※オリキャラあり ss 無題 霖之助・鵺・ナズーリン・白蓮 1038 画像 我ら天狗衆 天狗 1039 画像 はたてに服を着せろと電波が 霖之助・はたて 1041 ss 小傘霖 中編 霖之助・小傘 1042 994の続き 画像 無縁塚にて 霖之助 1043 画像 我ら天狗衆2 天狗 1044 95スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 ss 其れは舞い散る桜のなかで 霖之助・霊夢 1045 画像 文霖一家 霖之助・文・文雨 1046 ※オリキャラあり 画像 文霖一家 完成ver. 霖之助・文・文雨 1047 ※オリキャラあり 画像 普通の霖ちゃん 霖之助 1050 漫画 ナズ霖 霖之助・ナズーリン 1052 96スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 ss 天霖 霖之助・天子 1053 漫画 ざっしゅ 霖之助・天子・幽香 1054 ss 〇〇と香霖堂 霖之助・少女たち 1056 ss 博麗の巫女 霖之助・先代巫女・霊夢 1057 漫画 キングクラーケン殴りくらいました 霖之助・一輪 1058 97スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 ss 無題 霖之助・魔理沙・紫 1059 写真 フィギュア 幽香 霖之助・幽香 1060 プロット? 東方香霖堂のSTGっぽいストーリー 霖之助 1061 ※オリキャラあり 画像 慧阿男霖 霖之助・慧音・阿礼 1063 98スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 ss 春よこい 霖之助・ルナサ 1064 漫画 らぶらぶとつんでれの4コマ 霖之助・幽々子・紫 1065 画像 ルナサに服を着せろと電波が 霖之助・ルナサ 1066 漫画 死へと誘う程度の進言 霖之助・幽々子・紫 1067 ss 無題 霖之助・天魔 1069 ※オリキャラあり 画像 てんまさんじゅうななさい 天魔 1068 ※オリキャラ注意 写真 フィギュア ナズーリン ナズーリン 1072 ss 永遠とスカートと本当の気持ち 霖之助・妹紅・アリス 1073 画像 ダンスパーティー 霖之助・アリス 1074 画像 早苗に服を着せろと電波が 霖之助・早苗 1076 ss ある半妖の回顧録 霖之助・文・天魔・大天狗 1077 ※オリキャラあり ss 無題 天狗たち 1080 画像 モブ天狗@東方香霖堂 天狗たち 1078 画像 飲め、飲まねば帰さぬ 霖之助・天狗たち 1081 ss さくら、さくら 霖之助・天子 1082 ss うたた寝日和 霖之助・霊夢 1083 99スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 ss 少女×お礼=? 霖之助・妖夢 1084 画像 妖夢に服を着せろと電波(ry 霖之助・妖夢 1086 ss 小傘霖 下編 霖之助・小傘・幽香 1088 1042の続き ss too sweet ~甘すぎるお話~ 霖之助・霊夢 1089 漫画 たまにはボケ役 霖之助・幽々子 1090 ss 彼女が制服を着たのなら 霖之助・天子 1091 画像 かんざし妖夢 妖夢・半霊 1092 ss 香霖堂の桜が白い訳 霖之助・幽香 1093 写真 フィギュア ナズーリン 完成ver. 霖之助・ナズーリン 1094 ss おねーさんと一緒 霖之助・お空 1098 画像 天狗と霖之助 霖之助・天狗 1097 100スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 画像 お昼寝 霖之助・霊夢・魔理沙 1099 画像 百日記念 霖之助・朱鷺子・リリー・すのこ・洋夢・柴 1100 漫画 ゆゆ霖 霖之助・幽々子 1101 921の続き データ ウフフ板霖之助スレテンプレ簡易まとめ 1102 漫画 何時ぞやの幽ナズ霖漫画、百日記念 霖之助・幽香・ナズーリン・紫 1103 画像 咲霖 霖之助・咲夜 1104 画像 祝!100日目! 霖之助・天狗たち 1106 画像 100日記念 霖之助・魔理沙・霊夢 1107 画像 朱鷺霖 霖之助・朱鷺子 1108 ss さと霖小咄 霖之助・さとり 1109 画像 霖之助と豊姫様記念絵 霖之助・豊姫 1110 ss あや 霖之助・文・阿弥 1111 ss とある天狗と香霖堂 霖之助・天魔・魔理沙 1112 ※オリキャラあり 画像 100日目おめでとう 霖之助・朱鷺子 1113 ss 傘と花 霖之助・幽香・エリー・くるみ 1115 画像 100日目おめでとう記念 霖之助・霊夢・魔理沙 1116 ss 行間、或いは浮くような挿話 霖之助・霊夢 1119 ss 水煙草 霖之助・紫 1120 ss 川眺め 霖之助・妹紅 1121 ss 浅き夢は、現に醒め行き 霖之助・妖夢 1122 ss さと霖小咄② 霖之助・さとり 1127 1109の続き 101スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 画像 100スレ記念絵 霖之助・少女たち 1124 データ 霖スレAAまとめ2 1126 ss なんて事ない一日 霖之助・霊夢 1128 漫画 夫婦喧嘩な4コマ 霖之助・幽々子 1129 1101の続き 画像 閻魔様に服を着せろと……あれ 霖之助・映姫 1130 ss なんてことない日々 霖之助・霊夢 1131 1128の続き ※オリキャラあり 画像 ○○はわしが育てt(ry 霖之助・霊夢・魔理沙 1132 ss おねーさんと一緒 弐 霖之助・天子 1133 1098の続き 画像 正直すまなかった 霖之助・さとり・こいし 1135 102スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 画像 剣持ちに服を着せろと電波が 剣持ちの方々 1139 ss 森近 霖之助の休日 霖之助 1142 1134 1137 1138 1141 時系列順 これらはスレにあげられていません 数字クリックで移動します(1141はR-21が一部あるためなしで) ss あや 霖之助・文 1143 1111の続き 画像 天子に服を着せろと電波が 霖之助・天子 1144 漫画 やや腹黒い半人前な4コマ 霖之助・妖夢・幽々子 1145 ss 幼き鴉と山の林 霖之助・文 1149 ss さと霖小咄② さとりVer. 霖之助・さとり 1151 1127のさとり視点 103スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 画像 紫霖百 大学生ver. 霖之助・紫・白蓮 1153 ss 春を奪う夢 霖之助・レティ 1154 ss 温泉咲霖 霖之助・咲夜 1155 ss 昨日の晩は何食べた? 霖之助・文・朱鷺子・ミスティア 1156 ss さとこい霖 霖之助・さとり・こいし 1158 ss 宴の余興 霖之助・朱鷺子 1161 画像 先生ご乱心。 霖之助・慧音 1162 104スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 ss 104日目は天子の日! 霖之助・天子 1166 画像 無題 霖之助・天子 1167 ss 効率と対策、対にあるべきに極まりなく 霖之助・魔理沙 1168 ss 日常茶飯事 霖之助 1170 ss 霖之助が里を避ける理由 霖之助 1171 ss これで勝ったと思うなよー! 霖之助・天子 1172 ss 無題 霖之助・魔理沙 1175 ss 傲慢な銃 1 霖之助・椛・文 1176 ss 傲慢な銃 2 霖之助・椛・文 1178 1176の続き データ 某所レビュー 1179 ss 傲慢な銃 3 霖之助・椛・文 1180 1178の続き 画像 霖永藍一家 霖之助・永琳・藍 1181 ss 閑暇殺し、やや強めに欠伸潰し 霖之助・ルーミア 1182 ss 傲慢な銃 4 霖之助・椛・文 1183 1180の続き ss 八雲の素 霖之助・紫 1184 プロット 無題 1185 ss 思い出の栞 霖之助・魔理沙 1186 画像 無題 霖之助・紫 1187 105スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 ss ある半妖の回顧録弐 霖之助・文・天魔 1189 1077の続き ※オリキャラあり ss 『天人と店主』 霖之助・天子 1191 ss さけのみ 霖之助 1192 画像 船頭に服を着せろと電波が 霖之助・小町 1193 ss 『香霖と梅霖』 霖之助・梅霖の妖精 1195 ss 永遠の終着点 序 霖之助・妹紅 1196 ss 『古き風の追想』 霖之助・紫 1197 ss 『poisoning blood』 レミリア・咲夜 1199 写真 未完成なお姫様 霖之助・依姫 1200 ss 雨中の遑、始源の音階に会を生し 霖之助・大妖精 1201 ss 『poisoning blood 2』 レミリア・咲夜 1202 1199の続き 漫画 流産か? 一応内密だったのに 霖之助・幽々子 1203 ss 『人形使いと店主の関係』 霖之助・アリス 1204 ss フラワーマスターと店主と人形使いの関係 霖之助・アリス・幽香 1206 1204の続き R-15ぐらい ss 『poisoning blood 3』 レミリア・咲夜 1208 1202の続き 106スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 ss 『poisoning blood 4』 レミリア・咲夜・霖之助 1209 1208の続き ss 迷いとスカートと本当の気持ち 霖之助・妹紅 1211 1073の続き ss 『poisoning blood 5』 霖之助・レミリア 1214 1209の続き ss 『追想の後に』 霖之助・紫 1215 1194の続き ss 強者の陰に論ありき、口舌踊るに故要し 霖之助・チルノ 1216 ss 4分24秒の永遠 霖之助・パチュリー 1217 ss 曇り無く見える世界 霖之助・咲夜・紫 1218 ss 次代の私へ 霖之助・阿求 1219 ss とある天狗と九頭龍権現 霖之助・天魔様・椛 1220 写真 依霖と言い張る 霖之助・依姫 1221 ss 『poisoning blood 6』 霖之助・レミリア 1223 ss にとりん 霖之助・にとり 1224 ss 大人になった?バカルテット 霖之助・バカルテット 1227 ss 『poisoning blood 7』 霖之助・レミリア 1228 1123の続き ss 「影に支配される時」 霖之助・慧音・妹紅 1230 ss 天狗と御阿礼 霖之助・文・阿弥 1131 画像 霖之助着せ替え 霖之助 1232 107スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 ss また会いましょう、何処かで 霖之助・早苗 1234 ss 『poisoning blood 8』 霖之助・レミリア 1235 1128の続き ss 探しものは見つからず・前 霖之助・星 1236 ss poisoning bloodIF 霖之助・レミリア 1237 ss 探しものは見つからず・後 霖之助・星・ナズーリン 1238 画像 グラサン之助 霖之助・サングラス 1239 ss 煩い災い、総じて無きや虚心の泥亀 霖之助・美鈴 1242 ss にとりん 2 霖之助・にとり 1245 1224の続き ss 毘沙門天と店主とお茶の話 霖之助・星 1248 ss Q:どうして時計は針を止めたのか? 霖之助・咲夜・美鈴 1249 ss 愛をこめて花束を 霖之助・慧音 1257 ※オリキャラ有り 108スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 ss 奉仕並びに献身は、常に心に旨とせよ 霖之助・小悪魔 1258 ss にとりん 3 霖之助・にとり 1259 1245の続き 写真 未完成な死神 霖之助・小町 1262 ss 雨降りな午後 霖之助・天子 1263 漫画 なみだめ 霖之助・幽々子 1265 画像 幽香泣き 霖之助・幽香 1266 ss ふらんどーる の めろめろ! 霖之助・フラン 1267 画像 ふらんどーる の めろめろ! イメージ画像 霖之助・フラン 1268 1267のイメージ画像 データ テンプレAA集計結果 1269 写真 酒呑死神と読書半妖 霖之助・小町 1270 ss 態度と考察並びて迂遠、かつ真直に 霖之助・パチュリー 1271 109スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 ss 祭に行こう! ~七夕編~ 霖之助・チルノ 1272 ss charm of the illusion 霖之助・フラン 1273 ss Tea Time 霖之助・紫 1274 ss また会いましょう、何処かで2 霖之助・早苗 1278 1234の続き ss 七夕 霖之助・紫 1279 プロット 銀髪一家物語 設定 霖之助・銀髪の方々 1281 ss 凶兆招厄 霖之助・雛・魔理沙 1282 ss Hand of Destruction and Creation 霖之助・フラン・魔理沙 1286 ss 器に自ずから、水色に嗜好を覗かせ 霖之助・咲夜 1287 ss 銀髪一家物語 霖之助・銀髪の方々 1289 110スレ 分類 タイトル 主要キャラ ろだ番 備考 ss 天鼠 霖之助・ナズーリン 1292 ss 共に遊覧せよ、畏まらず遜らず 霖之助・レミリア 1294 写真 すわりん 霖之助 1297 ss 捏造過去話 小兎姫編 霖之助・小兎姫 1298
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森近 霖之助 カードテキスト 《森近 霖之助》 コスト:4 タイミング:N UnitCard [常時A]呪装を持つエキップメントを装備し ている、全てのあなたのユニットは+2/+2と なる。 攻撃力3/防御力4 武勲0 統率1 コメント 呪装を持つエキップメントには不利な効果をもつものも多いがあえて装備することで強化することができる。賢者の石と組み合わせれば簡単に7/7の強力ユニットを生みだすこともでき、公由喜一郎が7/7/5という驚異的な能力で暴れられるような気もする。 また、フワラズの勾玉(白)を装備することで0コストで+2/+2の効果を得ることもできる。もし相手がフワラズの勾玉(紅)を持っていたら泣きを見ることになるのだが…
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《森近 霖之助/Morichika Rinnosuke》 リバース効果モンスター 星3/地属性/半妖族/ATK1000/DEF1000 このカードは攻撃宣言を行うことが出来ない。 このカードが反転召喚に成功した時、次の効果から選んで発動することが出来る。 ●自分の墓地に存在する魔法・罠カードを1枚相手に見せずに手札に戻すことが出来る。 ●相手フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚のコントロールを自分のフィールド上に移すことが出来る。 このカードは1ターンに1度裏守備表示にすることが出来る。 名前 コメント
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在本Wiki內搜索,效果与最上方【検索】按钮一样。 検索 编号 SC 卡图 CC2201-SP2 森近霖之助LV1 ▼ BUG收集 昵称: 评论内容:
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霖之助 建材 l l | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | ゙| | | | l l | | | | | | | | | | | | おや | [三三三三三三三] | | | | ̄ ̄ ̄ \ | | | | | | | | .,, ノ, いらっしゃい ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ミ| |\ ̄ ̄ ̄二二二二 | | | | | | l , ;' ;;`ヽ | | | | |ミ| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ミ| | |二二二lillillillllillillli| | | | | | | | i iノlレ'リ.ソ) . ! | | | |ミ| ;;;;;;;;;;;;;;;;|ミ| | | |lllililililillillllillillillillil| | | | |8Oo。二二] ソリ'‐'ニ'‐'ハ ! | | | |ミ| ;;;;;;;;;;;|ミ| | | |lllliilliliiilillillilillllillill| | | | |゚i゚Y゚ ┴┴┐ _lol⌒i´|) ,,| | | | |ミ| ;;;;;;;|ミ| | | |iillililililillillllillilllillill| | | |\ [゙゙゙]. ──┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ 三≡三 ;;;|ミ| | | |illlilililili\ illllillillll| | | |\[ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"] 三=二 |ミ| | | |iilllilillili ̄|=====|_l ̄"'|. 「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄「|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\|_|=====i i | \ l_!_____________|」i i |l l |l l | ,_、__、 、__、_── 、 | \ヽ★★ 丶◇◇ \ 、_________////∧\ | \ 、――、..、──\ | \ 鹵鹵 \罟罟 ヽ<<田>\. \. \ヽ○○ 丶△△ \ | \ 鹵鹵 \罟罟 マサラ村の道具屋を営む。 「つけは駄目だよ?」 戻る
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森近霖之助〔もりちか りんのすけ〕 作品名:東方香霖堂 作者名:[[]] 投稿日:2010年9月13日 画像情報:640×480px サイズ:96,476 byte ジャンル:メガネ キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2010年9月13日 メガネ 個別も 東方Project(主人公組・他)
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森近 霖之助
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これは 未知との遭遇(2)第三種接近遭遇 の続きとして書かれたものです。 変人さんはそこらに落ちてるので探してお読み下さい。正常な方は今すぐ閉じて下さい。どちらでもでもない方は慧音と霖之助がちょっと仲良くなった状態と考えてお読み下さい。 接近遭遇の順序がおかしいのは仕様です。 第四種接近遭遇 霖之助は商品の調達時以外は基本的に外出しない。読書が好きだからとか店番をしなければいけないから等は 体のいい言い訳でしかない。いや、もちろんそれらも大きな理由なのは間違いない、間違いはないが他にもいろ いろとあるのだ、長く生きていれば事情のひとつやふたつなどあって然るべきだ。とまあこれはどうでもいい話。 詰まるところ、今日も今日とて霖之助は香霖堂に籠っていた。 いつもと違うのはこの店にしては珍しく客がいることだ、常連以外の。霖之助にとっては不思議なことだが、 ある日を境に人間の客が急激に増えた。彼らはみな一様に好奇心に溢れた目で店主と商品を見て、たまに売上に 協力している。中にはなぜか霖之助に好戦的な態度を取る者もいた、全く相手にされていなかったが。 いやはや、理由が分からない。 ある陽光麗らかな午後、数人の女性客が店内にいた。彼女らもまた冷やかし目的で来店した集団だ。霖之助は 読書に意識の大半をまわしているので気づいていないが、冷静に見れば彼女らが見ているのが商品ではなく霖之 助であることを看破することは容易い。彼は時たま上がる黄色い声がうるさいとしか感じていなかったが。 「ごめんください」 店主が読書と客にいかにして売上に協力してもらうか姦計を巡らせることに気をやっていると何者かの声がし た。霖之助が本から顔を上げると果たしてその姿が春風に衣をはためかせていた。 「いらっしゃいませ。何かお探しでしょうか?」 「今さらあなたにそんなことを言われるのは変な感じがしますね。すみませんが今日も何か買おうというわけじ ゃないんですよ」 一応礼儀としての声を丁重に断る彼女――上白沢慧音だった。慧音は自分以外の客に気づいていないらしく、 形としては敬語だがどことなく柔らかい口調で声を掛ける。 一歩店内に踏み込んだ辺りでやっと客に気づく。慧音はすぐさまそれぞれの名前らしいものを挙げ、話しかけ るたが、女性客らは口々に何かを言ってすぐさまきゃいのきゃいのと退店していった。 「なんだったんだ彼女らは……」 その息のあった引き際の良さに霖之助は唖然としてしまった。慧音は自分に出会いの挨拶も交わさず、店主に 別れの挨拶もせずに帰ったことに不満をもらす。 「代わりに謝罪します、すみませんでした。彼女達の内のひとりは私の教え子でしてね、普段は礼儀正しい真面 目な生徒なんですが今日は少々様子がおかしかったようです」 律儀に霖之助に頭を下げる、彼としてはそんなことはどうでもよいのだが。走り去った客の容姿を思い出しつ つ質問する。 「今考えてみると彼女らは全員とも寺子屋の生徒といった風貌ではなかったようだけど」 きょとんと霖之助を見返す慧音だったが、すぐに合点がいった。 「寺子屋と言っても歴史の学校です。本分は歴史を教えて人間と妖怪の共存を図ろうというものですからね、門 戸は広く開けています。多少歳を食っていようと本人にその気があればみんな生徒ですよ。それにしてもあな たが他人の容姿を覚えているとは驚きですね」 それでも生徒は多くありませんが、と付け加えることは忘れなかった。 半妖からすれば人間の容姿を覚えるなぞ馬鹿らしいにもほどがある。彼らにとってのそれは、動物嫌いの人間 が野良犬や野良猫の成長を事細かに記録するような行為なのだ。気がつけば大きくなっているし、気がつけば死 んでいる、当然その内記録することが馬鹿らしくなってくる。それほどまでに寿命に差がある。 それから派生して妖怪などの長命な種族相手ですら容姿を覚えることなどしない。ただ「この相手はどこの誰 だ」という情報のみで事足りてしまう。むしろそれ以外は蛇足だ。 よって彼らにとって大体の場合、外見の記憶とは信愛の証とほぼ同義である。慧音のようにいちいち覚えてい る方がよっぽど稀有な例だ。 「彼女らは君と同じくらいの歳に見えたよ」 店主は客に椅子を勧め、客は店主の言に甘える。 「半獣の私と人間の彼女達を見比べるという愚かしいことをする方とは思っていませんでした。そういえばなぜ 彼女達は私に対してお邪魔しました、なんて言ったんでしょうね」 首をかしげる半獣、香霖堂での彼女は本当に物を知らぬ少女のようだ。 「僕にはがんばってくださいだの応援してますだのだったな。香霖堂の応援をするのならば声援ではなく商品の ひとつでも買って行ってくれた方が数倍助かるのだけど」 同じく首をかしげる半妖、彼に商人としての才があるのか甚だ疑問だ。 「今日は何の用だい? 買い物でないのはさっき聞いたけど」 霖之助は奥からカップをふたつ持ち出してくる。中は黒い液体がなみなみと満ちており、光を飲み込んでいる。 「はい、今日はですね。ええっと、あれです、前回相談したことについてです。あれがどうやら解決したらしい ので、相談した手前森近さんにも話しておくのが筋かと思いましてお邪魔しました」 もちろん霖之助にとってはどうでもいい話だが、彼女自身の気が済まないのだろう。つくづくつまらない堅物 だと霖之助は再認識する。 「その女生徒なんですがどうやらうまく行ったようで、ある男子生徒と一緒にいるところをよく見るようになり ました。うれしそうに礼も言って来ましたよ」 真っ黒な珈琲を啜りながら報告する。 「それは何より。でも少し意外だな、君がその手の相談に的確に答えられるとは思わなかったよ。前回の様子を 見る限りではね」 笑いを噛み殺しながら霖之助はカップを傾ける。慧音は苦々しい顔をするしかない、あれはどう考えても失態 だった。 「馬鹿にしないでください、と言いたいところですが私自身は何もしてないんですよね。礼もなんと答えれば良 いか困っていたところに突然言われたものですから」 「それは妙な話だな、何もしてないのに礼か。自己解決したが一応言っておこうとしたんじゃないのかい? 君 のように」 「その線も考えられますが、勇気を出して先生の真似をしたらうまくいきました、と言われたんです。私の真似 ということは知らず知らず何かをしていたんでしょうね。それが何かはわかりかねますけど」 いやはや、全く理由がわからない。 また珈琲を啜る。そこではたと気がついた。 「ここで珈琲を頂くのは初めてですね。何かあったんですか?」 「ああ、君の家でごちそうになったときにあまり飲めなかったのがくやしくてね。家で練習中なのさ」 「練習しなければいけないようなものは嗜好品とは言えませんよ。楽しめているうちに留めておくのが華です」 慧音の鼻は出された珈琲がなかなかの上物であると判断している。 「そこで何か不快な思いをしてね。最近はちょうど収入もあったから里で仕入れてみたのさ」 半獣はまたもや首をかしげる。 「不快な思いをしたのにわざわざそれを思い出すようなものを買ったんですか?」 「……言われてみればそれもそうだな。どうして僕はこれを買ったんだろう。心当たりはないかい?」 半妖の質問に答えられるはずもない。いや、答えは簡単だ、だがその簡単な答えを持っている存在は今の香霖 堂の店内にはいない。 慧音は黙って珈琲を啜る。霖之助のカップはすでに空だ。 いやはや、全く理由がわからない。わからないったらわからない。 ある夜、霖之助は珍しく表を歩いていた。たなびく雲が月にかかり、風が花を揺らし、霖之助の手にはいくら かの命の水。風情はないが、いい夜だ。彼は春風薫るあまりにいい夜なのでついつい散歩をしていた。 商売人が最も気をつけなければいけないのは情報だと聞いたことがある、なので職人芸というものを知ってお くのも悪くなく、自家製では出せない味を知るのも非常に重要なことだ。品物の価値を見極め、価格交渉をする に至ってはまさに商いの実践演習である。つまり今これを持っているのはつらい修行の一環だということは明ら かである。 普段は飲まぬ少し高めの酒を手に入れて霖之助はご機嫌だった。 まだまだ人里に近いというのに青年の足音を除いて実に静かである。夜遅いことを差し引いても少し静かすぎ る。浮かれた霖之助はそんなささいなことに気が回っていないようだが。 風があるとはいえせっかくの花を見ない手はないと外れに群生する桜を尋ねることにしたらしく、風呂敷包み をゆらゆら道を行く。 桜の木に近づく青年の姿を見つけた妖怪がいた。それは彼をまじまじと見つめ、しばしの逡巡の後に音を立て ずに移動を始めた。 「普段は挨拶挨拶とうるさい君が何も言わずに消えようとするとはどういうわけだ。お互い知らぬ仲ではないだ ろう」 霖之助は素早く動く影を見逃さなかった。もし目で見えなくとも妖怪ならではの気配を察知できただろうが、 確かに彼は彼女の後ろ姿をとらえていた。ばれずに逃げるには彼女の決断は遅すぎた。 「まけると思ったんだが逃げるかどうか迷ってしまったよ」 姿を見られては逃げてもやむなし、慧音はゆっくりと歩いて霖之助の元に寄る。すると木陰と月光を遮る雲に よって陰になっていた姿が露になった。 トレードマークの珍妙な帽子はなく、比喩ではない緑の髪に禍々しい二本角と毛むくじゃらの尻尾、片角には 血の色のリボンが揺れている。里が静かなのも当然だ、月に一度の特に妖怪が元気な夜である。 「やあ、こんな夜に偶然だね。お暇であれば一献どうだい? いいものが手に入ったんだ」 それを知ってか知らずか霖之助は普段と変わらぬ声で包みを持ち上げる。 「それは?」 「般若湯ってやつさ」 「店主殿は仏門に入られてるのか」 あいかわらず堅いねと霖之助は呆れ顔で笑う。 桜を前にふたりはどっかりと座り込んでいた。あり合わせの器に酒を注ぐ。 「肴はないけど宴会ってわけじゃないから我慢してくれ」 霖之助の杯は酒の瓶の蓋だ、おかげでろくに飲めやしない。彼は最初瓶に直接口をつけての回し飲みを提案し たが、下品だと一蹴されていた。 「春風に舞う花吹雪以上の春の肴は知りません、腹は満たされませんがそれ以上のものなど望むべくもない」 慧音の杯はなぜかひとつだけ霖之助が持っていた普通のぐい飲みである。途中で誰にも会わずとも呑むつもり だったのかもしれない。 「じゃあ、夜に」 杯を軽くぶつけ合う、霖之助の椀からはそれでも酒がこぼれた。 「こんな時間になぜ君はここにいたんだい」 やや辛めの味わいを口腔に染み渡らせながら質問をする。 「仕事の最中の小休止だ、ひと月もたまっていると量が多くてかなわん」 白沢化しているせいか普段より口調が強い。霖之助はやっと慧音の変化に気がついたようだ、空を仰ぐと一部 隠れているものの月はまん丸である。 「学校の仕事がたまっているのかと思えば……。そうか、今日は満月か。道理で僕の気分も高揚するわけだ。君 も珍しく洒落っ気を出しているようだし」 「気がついていなかったのか? やれやれ、不用心にもほどがある。それに私が逃げようとした意味がない」 慧音が溜息をつく。出来の悪い生徒に頭を悩ませているようにも見える。先生が板についてきたと言えば聞こ えはいい。 「妖怪を受け流す術なんていくらでもある、それに今の幻想郷で昔より危険な場所があるなら是非ともご教授願 いたいところだね」 昔の世を知っていれば今の幻想郷で恐れるようなものはろくにない。半妖は両者の長所を併せ持つのでずるが しこく出し抜くことも容易だ。ここでは彼らに命の危険などないに等しい。 「そういえばなぜ君は逃げようとしたんだ。普段の君が嫌いそうなことだが」 「質問を続けるのは無礼だぞ。まあ非があるのは私だから仕方ないか。すまない、癖のようなものだ。いくら慣 れ親しんだ相手でも、初めてこの姿を見せると大抵怯えられてしまう。向こうがそういう素振りを見せないよ うにしてるのがわかってしまうのがなおさら辛くてね。あまりこの格好で人前に出ないようにしているんだ」 「それはそれはご立派な心構えだ、しかし半妖相手にその対応は失礼じゃないかね。たかが角の一本や二本生え たくらいで腰を抜かすと思われているようだ」 だからすまないと言っているでしょうとなだめる慧音は酒のせいかゆるい表情だ。早く言えば笑っている。 二人の飲むペースは遅い。慧音はこの後の仕事に障らない程度に飲んでいるし、霖之助はあまり飲んで注いで 飲んで注いでを繰り返すのも無粋だと抑えている。結果、話すか散る花を見送るかのどちらかの時間が長くなる。 「僕に仏門に入っているのかと聞いたが君のほうがそれらしいんじゃないかい? 不邪婬戒も守っているようだ し」 ニヤリと笑う、目はやたらと楽しそうに光っている。もちろん慧音が嫌がるのを承知の上でやっているからた ちが悪い。 「陰険だな、それにお互い様だろう。そもそも、だ。そういう機会がこれまでなかったのだから正確には不邪婬 戒を守っているわけではない」 「はあ、面白い返しのひとつも期待した僕が馬鹿だったよ。口調や態度が違っても君は君だな」 「……悪かったな」 「悪いとも言ってない、生半可な答えを返してくるような相手だったら今こうしていることはなかったろう。そ れにしても本当に一度も恋仲になった男はいないのかい? 声のひとつもかかって良さそうだが」 霖之助の性質を考えればこれは駆け引きでなく純粋な疑問なのだろう、信じがたいことに。 「そういうお話を頂いたことはありますし声をかけられたこともあります。ですがね、迂闊に応えて悲しい思い をするのは御免だ」 「やっぱり考えることはみんな似たようなものになるんだね、僕の場合はそれ以上に面倒だというのがあるのだ けど。それらがなければ今頃僕も君に森近の旦那さんと呼ばれていたかもしれないね」 たぶんない、例え両者ともただの人間だったとしてもおそらくそんなことにはならない。 それに後天性と先天性が会うこともなかっただろう。 「気づかれていたか。商家の男主人は旦那と呼んでいいんですけどね、私は未婚なら店主と呼ぶことにしている」 しばし沈黙が流れる。風の勢いが増し、まるで吹雪のように花が散る。散ってしまう。月も完全に隠れ、ほの 明るい花びらの反射では人の輪郭は見えても表情までは読み取れない。 ふたつの影の片方がぐいと杯を空け、語りかける。 「仲のいい人間がいるな」 その声は高い。 「君が言っているのが魔理沙なのか霊夢なのかはわからないけどね」 「霧雨の娘さんの方だ。貴方の力で彼女を家に帰らせることはできないか?」 「魔理沙の家は森の中だよ。何も言わなくても家に帰る」 「わかっててひねた答えをするな。霧雨の旦那さんも歳は食う、娘が可愛くないわけがないでしょう」 わかっていてもどうすることもできないこともあるし、どうにかする気にもならないこともある。放っておいて 欲しいなら人の生き方に干渉しすぎるのは下策だ。 「僕が霧雨の家にできる魔理沙に関する最大のことは、彼女の最期を見送ることだと思ってる。それは変わらない よ」 珍しくはっきりとした拒否に舌打ちが響く。 「貴方も半分は人間でしょう」 「もう半分は妖怪さ。完全な人間の経験はない、君とは違ってね」 「……皆が仲違いなく幸せに暮らすことができればそれが一番だろうに」 「なにが幸せかなんて本人にしか決められないよ」 説得させるための説得はあえなく失敗に終わった。負け惜しみまで否定するのは少々趣味が悪いが、らしいと言 えばらしい。 休憩のはずが心労が溜めているのはどうなのだろうか。慧音は角の根元のさらに下あたりを押さえながら深いた め息をついている。 それを見て今度はもう片方が杯を干す。まだ満月は雲に隠れている。 「ちょっと酔ってきたようだ、満月のせいかもしれないな。これから先は酔っ払いの鼻歌程度に聞いてくれ」 軽く息を吸う。 「君はなぜそこまで人間に肩入れする? いや、できる? 産まれたての赤子だって五十年もすれば死ぬ、運よく 病を患わなくともせいぜいが七十。親しくなればなるほど死別で傷付くのは自分だってことくらいわかるだろう。 僕は運よく親からだからそういうものとわかっているが、君は違う。先立った者の中には幼馴染や友もいただろ う、だのになぜ今も人の間で笑っていられるんだ」 淡々と声が紡がれる、少なくとも淡々としているように聞こえる。好奇心から来るどうでも良い質問のひとつの ような響きだ。男女の機微に疎く性格上皮肉にも弱いとはいえ、相手は伊達に賢人と呼ばれてはいないが。 「そう、ですね……。逆に質問させてもらうが貴方は目の前に広がる眺めをどう思う? 掃除が大変そうだとかそ ういうひねた答えはいらないぞ」 「素晴らしいと思うよ、もちろんね」 「うむ、桜、蛍、花火、紅葉、満月、一部での雪。美しいとされるものには見られる期間が短いものが多いです。 逆に短いからこそそこに趣を見出すのでしょう。あなたはすぐに散ってしまうからと桜を見ないのですか? す ぐ死んでしまうからと蛍を見ないのですか? 私はできるだけ近くで見たいと思っているだけです。もっとも今 見ているものは必ずしも美しいだけとは限りませんが、それを含めて見るのも一興ですよ」 私がもともとは人間というのもありますけどね、と付け加える。 「いつか貴方から聞いたお話ですがね。私は半妖になってからもしばらくは恵まれていたんだ。両親だけでなく知 り合いのほとんどがそれまでと変りなく接してくれた。もしそうでなかったら今頃私は陰険でひねくれた半妖に なっていたかもしれない。貴方が霧雨の娘さんに対して考えていることのように、私がそのときの恩を返し続け ることは変わらない。返し終える日が来るとは到底思えないがね」 「全く、君は真面目すぎる。いつか足元をすくわれるかもしれないよ」 群雲が晴れ、月が再び顔を出す。 仏頂面の霖之助が自らと含み笑いを帯びた慧音に酌をする。酒はまだほとんど飲まれていない、こんな量で妖怪 と混ざっている者たちが酔えるわけがない。 「すくわれたらすくわれたです、古い歴史が終わって次の歴史が始まる。伝えるべきことを伝え終えたら私が不要 になるだけだ」 愛する人達の為になるならば消えることも吝かでない。しかしそれまではいつ自分が不要になるのかわからぬま ま全力で里を守る、らしい。 「やれやれ、君を見てると悟りを開いた聖人なのかただの白痴なのか判断に苦しむよ。苦痛を受けることを苦痛と 思わないなんて僕の理解できる範囲からは少し外れている」 「私は半妖だからな、体も心も丈夫なんだ。……ただ、受けるのは構わないがその逆は少々辛いものがある」 慧音の表情がやや湿る。淀む口に酒をあおる間に霖之助が先を続ける。 「人から人の形をしたものになった蓬莱人、藤原妹紅、か。確かに彼女ほど寿命比べを挑むのが馬鹿らしくなる相 手はいない」 「知っているのか?」 「ちょっと縁が合って最近ね。あの目の持つ力はやはり永い人生で培ったものなのだろうか」 慧音は驚きを隠そうともしない。霖之助も妹紅も自ら進んで誰かと会うタイプではない、それどころか追い返す ようなこともする人間だ。今でこそ妹紅は永遠亭への患者を護送したりしているが積極的には人の元へは行かない。 ふたりに接点など全く思いつかない。 「どんな縁なんだ」 「聞くは無粋だ。続けてくれ」 動かないふたりの関係に興味津々といった様子である。ならば余計に霖之助が応えるわけがない。 「ああ、妹紅と知り合ったのは少し前でな、そこら辺は今は割愛するか。人と馴れようなんて毛ほども思っちゃい ないとのたまったんだ。人間ならそんなことあるはずないだろうのにな」 霖之助の脳裏には本気で嫌がっている蓬莱人とそれを根っからの善意でつけまわす半獣の姿がありありと浮かん だ。ついでにあまりのしつこさについに根負けする姿も。 「妹紅に笑顔は増えた。だが冷静によくよく考えてみると私がしていることは彼女に苦しみを与えることになりか ねん、親しくしようとすればするほどにな。半妖の永いは長いの言い換えだが、蓬莱人の永いは正真正銘の永い だ。付き添うべきは私のような紛いものではなく竹林にいる月人のような本物なのかもしれないと思うと、ね。 貴方はどう思う?」 花吹雪の名の通り桜が雪のように舞う。夜桜であれば毎回雪月花を同時に楽しめると思えば、なるほど春風も悪 くない。 「これはとある人からの受け売りなんだが……」 小さな杯を乾かしてからゆっくりと口を開く。 「君はすぐに散るからといって桜を見ないのかい?」 しばししてふたりの口の端が吊り上る。まだ声はこぼれない。 「なるほど、うまい冗談とはこういうものなのだな。下らないだけでなくそれ自体で完結している。それに答えと しても二重丸だ」 ひとしきり――やや下品なほどに――高らかに笑い声を上げていた慧音が話し始める。上ずった声と腹を押さえ る手がまだまだ余韻が残っていることを示している。 「だが私を花に例えるとは少しほめすぎだ、それでは精一杯これほどまでに美しい薄桃色の花を咲かせている桜に 失礼というもの。もう少し位を下げてくれ」 「僕は嘘なんて面倒なものは使わないよ。それに君は……、んん、君の人間に対する強い心は桜に負けるとも劣ら ず素晴らしいものだと思う。僕には到底真似できないよ」 対して霖之助は至って落ち着いている。彼女が過剰反応しすぎていると思っているのだろう、彼の笑みは若干引 き吊り気味になっている。 「実際妹紅がどう思っているかかはわからないが少し気が楽になった、感謝する。貴方も陰険なだけじゃなかった んだね」 「今回は少しばかり自信があるから今まで通りに彼女と接すればいい。あともしいい人に見えるなら今僕がべろべ ろに酔っているからだろう。明日になればいつも通りの陰険な店主に戻ってるよ」 それは残念だとまた妖怪が笑う。あまりの笑いっぷりに半妖は引く。 「残念だがまだ仕事もある、今日はここらで退散させてもらうよ」 「なら僕も引き上げるとしようかな」 杯を瓶の口にあてがうと素早く風呂敷で包む。霧雨店での修行の成果を披露する場面の大半が客前でないのが残 念である。 やたらきっちり別れの文句を述べる慧音を霖之助が放置する形でふたりは別れた。最後にやや大きな声で投げか けた感謝の意に対する返事は、あまりに小さくて届くことはなかった。 「悩みがひとつなくなった! ありがとう!」 「こちらこそ」 霖之助の荷物の重量はほとんど変わっていない、それをゆらゆら家路を進む。彼は道すがら今日の会話を思い出 していた。 「そういえばとても不格好な皮肉を言われたような気がするな……」 首を振って自らの記憶を否定する。相手はあの慧音だ、そんなはずはない。 慧音の足取りは軽い、跳ねるように家路を辿る。彼女は道中今日の会話を思い出していた。 「今日は珍しく真面目に話を聞いてくれたししてくれたような……」 首を振って自らの記憶を否定する。相手はあの店主だ、そんなはずはない。 それでも胸の奥底になにか不気味なものを埋め込まれた気がする。 つづけーね
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その部屋は一言で言えば「漫画家の作業部屋」だった。 整理された机の小物入れには執筆の為のペンやインクが置かれ、棚には画材が幾つも置かれている。 びっしりと置かれたノートは恐らく『ネタ帳』のようなものだろうか。 机の前に置かれた椅子に座っているのは銀色の髪が特徴的な半妖の青年。 窓から外を眺めながら、ただ無言に静かに物思いに耽っている。 「………。」 動かない古道具屋、森近霖之助。 半人半妖のハーフであり、古道具屋「香霖堂」を営む店主だ。 といっても、どちらかといえば「商売人」というよりもある種の「蒐集者」と称する方が近い人物だが。 そんな彼は、この場における自らの行動方針を決め倦ねていた。 ―――あの人間達は、僕らに「殺し合いをしろ」と。 ―――あの人間達は、あれ程までの人数を巻き込む程の力がある。 それは当然理解している。あの山の神様…秋穣子、と言ったか。 彼女の死を目の当たりにした。見せしめ、というべきか…殺し合いに逆らったものの末路をまざまざと見せつけられた。 正直に白状しよう。あの時の僕は、ほんの少しだけ「恐怖」していた。 自分達の命が手中に握り締められているということをはっきり思い知らされたのだから。 同時に、こんなことに巻き込まれた自分の不幸を大いに呪っていた。 「僕の役割は、『やられ役』ってところかな」 窓際で頬杖をつきながら、自嘲気味に呟く。 最初に断っておくと、僕は荒事は苦手だ。蒐集の為に危険な場所までちょっとした散歩に行くことはある。 自分が危険に近付くことなんて精々それくらいだ。 幻想郷の妖怪達が起こすような喧騒は苦手だし、戦闘能力があるワケでもない。 評価出来る点と言えば、妖怪の血が混ざってることで「人間よりちょっぴりしぶといこと」くらいだ。 精々その程度。はっきり言って勝ち残れる気なんて無い。 この惨劇において、殺人者と運悪く出会ってあっさり殺される『やられ役』くらいの役割でしかないだろう。 「…やれやれ」 盛大に溜め息をつきながら霖之助はぼやく。 柄にも無くネガティブになってしまっているのが自分でも解る。 そりゃあ、そうだ。何の脈絡も無く殺し合いなんてことに巻き込まれてしまったのだから。 幻想郷とは「理解できないこと」に満ち溢れているとは解っているが、此処まで来ると理不尽な程だ。 その上、あの主催者たちに立ち向かうことも絶望的と見える。 曰く「下手に逆らえば頭部を爆破する」と。…何だか笑えてくる。やっぱり、圧倒的なまでに理不尽だ。 僕の知識を持ってしても、あの二人に対抗出来るかどうかは怪しいだろう。 こうやって一人打開策を考えようとしても一向に浮かばない。 諦観というものを嫌になってくる程に堪能している所だ。 あの主催者には逆らえないとは思うし、かといって殺し合いに乗った所で勝ち残れる気もしない。 将棋で言う所の詰み、外来品のチェスで言う所のチェックメイト。そう表現するに相応しいかもしれない …そう言えば、支給品や名簿をまだ確認していない。 机の上に放置していたデイパックをおもむろに開き、まずは支給品をを取り出す。 閉じられた紙の中から道具が飛び出すと言うのは流石に驚いたが、マジックアイテムの一種なのだろうか? ともかく、僕は自らの支給品を確認してみることにした。 「…『スタンドDISC』?」 その手に持った円盤をまじまじと眺めながら彼は呟く。 「道具の名称と用途が解る能力」により、手に取った円盤の名前は理解することが出来た。 用途を調べてみた所、このDISCとやらは「スタンド能力を封じ込める道具」と。 …スタンド能力とは一体何なのか?同封されていた説明書によれば、このDISCは「頭に挿入して使用する」らしいが… そのスタンドとやらが何なのか解らないし、そもそもこれが頭に挿入することが出来るというのがいまいちピンと来ない。 それに…何だろうか。この円盤からは言い寄れぬ「不安感」のようなものが感じられる。 蒐集者の心持ち故に好奇心で使ってみたい気持ちもあるのだが、それ以上に僕の中の警戒心がこれを拒絶する。 …得体の知れない物には触らぬが吉だな。一先ず僕はそれをデイパックにしまうことにした。 さて、もう一つの支給品を確認しよう。次は――― 「……。」 賽子。賭け事に使うような六面体の賽子が3つセット。 …だからどうした。こんなものを殺し合いでどう使えと。用途を調べてみても、何の変哲も無いただの賽子でしかない。 結論を述べれば、僕の支給品に「武器」は一つも入ってなかったのだ。ますます気合いが抜けてくる。 呆れた気分になりながらも、とりあえず名簿も確認してみることにした。 ざっと見た所、どうやら90名もの人物がこの殺し合いに巻き込まれているらしい。 記載されている名前を見る限りでは参加者に幻想郷の住民が何人もいることが解る。 紅魔館の主。白玉楼の姫君。スキマ妖怪。永遠亭の医者――― 幻想郷においても別格レベルの実力者達の名が幾つも見受けられた。 いよいよあの主催者達の格が凄まじく見えてきた。彼らは幻想郷において名だたる猛者ですら手中に収めてしまう程の実力なのか? 同時に、そんな中何故自分のような非戦闘者まで混じっているのかが疑問だった。 この場においては支給品や制限があるらしいが、それを込みにしても戦闘経験皆無の自分に勝てる気はしない。 相変わらず諦めのような感情を抱いている中で、彼は「よく見知った名前」を発見した。 『博麗霊夢』 『霧雨魔理沙』 「………。」 …あの二人まで、この場に巻き込まれているのか。 霊夢。しょっちゅう僕の店に訪れる博麗の巫女。 いつも用も無く店に入り込んでは勝手に商品を持っていったり、勝手にお茶を淹れてたり。 横柄ではある物の、時に世話になることもあり関わりの深い相手であることは確かだ。 魔理沙。僕の昔馴染み、かつての修業先の娘さんだ。 霊夢と同じようにしょっちゅう店に顔を出す。冷やかしにくることも多々あるが、個人的な付き合いもかなり多い。 ある意味、僕にとっての妹分のような奴かもしれない。 はぁ、と溜め息を吐きながら顔に軽く手を当てる。 あの二人が殺し合いに乗ることはないと思う。そこそこ付き合いを続けてきて、そうゆう性分だってことを理解している。 だからこそ危なっかしいし、僕は怖いと思っている。 魔理沙と霊夢はこの殺し合いを止める為に無茶をしそうな気がしてならないのだ。 彼女達の名を確認した途端、急に心配が胸の内から込み上げてきた。 僕はその場で暫し考え込む。――どうせ普通に戦った所で自分生き残れないだろうな、と。 支給品には武器さえ入っていない。勝てる訳があるか、と主催者に問い詰めたいくらいだ。 かといって主催者に反抗することも出来る気はしない。…僕の力などたかが知れている。 だからといって、何もかも諦めるのは少し馬鹿らしくなってきた。 あの二人の名を確認してから、いてもたってもいられなくなってきたのだ。 「…どうせ、こんな所でぼんやりとしているくらいなら…な」 せめて、あの二人を捜そう。魔理沙、霊夢のことが心配で仕方がない。 自分に出来ることなんてちっぽけなものかもしれないが、それでも何もしないまま死ぬのは御免だ。 故に僕は「少しだけ」主催者に抵抗してみることにした。やれるだけのことはやってみよう、と。 柄にも無く、そんな気持ちになってきたのだ。 誰が信用出来て、誰が信用出来ないかなんてのは解らない。だが一つだけ確かなこともある。 あの二人なら、確実に信用出来ると言うことだ。 椅子から立ち上がり、霖之助は歩き出し部屋を後にする。 彼は何の力も持たない古道具屋の店主。 それでも、この殺し合いの場で行動することを決めた。 自分が生き残れるとは思えない。だけど、この場には霊夢と魔理沙も巻き込まれている。 そうなると、彼とて黙ってはいられない。少しはこの場で抵抗してみる気になったのだ。 自分なりに――――やれることをやってみるとしよう。 森近霖之助の『バトル・ロワイアル』が、幕を開けた。 ◆◆◆◆◆◆ ―――スタンドDISCを使わなかったのは、彼にとって『正解』だったと言える。 そのDISCに封じられているのは『最弱』であり『最悪』の能力。 使用されなかったとはいえ、DISCが今も尚彼のデイパックに保管されていることも確かである。 果たしてこの力は、そのまま彼のデイパックの中に『封じられる』ことになるのか。 何らかの拍子で使用してしまい、図らずも災厄を呼び寄せてしまうのか。 あるいは、他の参加者に奪われその力を利用されてしまうのか。 今はまだ誰も知らない。 それは邪悪の化身でさえ「手に余る」と称したスタンド能力。 そう、そのスタンドの名は―――― 【E-4 人間の里(岸辺露伴の家)/深夜】 【森近霖之助@東方香霖堂】 [状態]:健康、不安 [装備]:なし [道具]:スタンドDISC「サバイバー」@ジョジョ第6部、賽子×3@現実、基本支給品 [思考・状況] 基本行動方針:自分が生き残れるとは思えないが、それでもやれることはやってみる。 1:まずは人里を探索。出来れば自衛の為の武器が欲しい。 2:魔理沙、霊夢を捜す。 3:殺人をするつもりは無い。 [備考] ※参戦時期は後の書き手さんにお任せします。 <スタンドDISC「サバイバー」> 森近霖之助に支給。 かつてDIOがプッチ神父に渡したスタンド。 対象の脳内の電気信号に影響を与えることで闘争本能を極限まで引き出し凶暴化させる。 能力の影響下に置かれた者達は闘争心の赴くままに殺し合いを始める。 また凶暴化した者達は相手の「最も強い部分」が輝いて見え、ダメージを負った部分が消し炭のように黒く淀んで見えるようになる。 敵味方問わず乱闘を引き起こす能力を持つこのスタンドをDIOは「最も弱いが、手に余る」と評価している。 このスタンドに課せられた制限は現時点では不明。 <賽子×3> 森近霖之助に支給。 卓上遊戯や賭博などに用いられる道具。 何の変哲も無い六面体の賽子3つセットである。 041:迷い猫オーバードライブ! 投下順 043:夜は未だ明けず 040:Missing Powers 時系列順 044:最初のトリニティストーリー 遊戯開始 森近霖之助 072:Trickster ーゲームの達人ー
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■霖之助1 こーりんへ 「やらないか」 1スレ目 14 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「霖之助さんは・・・魔理沙とか、霊夢のこと、どう思ってるんですか? え?あ、いや、なんだかすごく親しいみたいで・・・なんとなく。 ・・・・・・ああ、そうなんですか? はは、まあ考えてみればそうですよね・・・・・・ 変なこと聞いちゃいましたね」 (・・・・・・良かった) 1スレ目 35 ─────────────────────────────────────────────────────────── こーりんへ 「行こうぜ・・・俺たちのエルドラドへ・・・・・・」 (元ネタ分かるかなあ) 1スレ目 91 備考:おそらく「それ散る」ネタ。 それは舞い散る桜のように でググるといいことが…あんまり起こらないかも ─────────────────────────────────────────────────────────── はじめから分かっていること。 そう、ずっと前から知っていたはずのこと…… あなたは、僕を嫌いではない。 だけれどそれは、僕の望む想いの形とは違うもの。 僕は、あなたを好いている。 けれどもそれは、あなたの良しとする心の形とは違うもの。 ああ、今のあなたの瞳には、僕は何と映るだろう? 或いはただの酔狂と。 或いは禁忌を犯す罪人と。 或いは気味悪い性倒錯者と。 はじめから分かっていること。 そう、ずっと前から知っていたはずのこと…… ……それでも。 偽りの無い、本当のことば。 どうしようもないほどに昂ぶってしまった、僕の気持ち。 あなたに知って欲しいと願ってしまった。 憶えて欲しいと願ってしまった。 宴の時間は、もうおしまい。 終焉の無い夢の世界は、やっぱり夢のままに過ぎなくて。 でも、心の時を失うその前に。 世界に色を失うその前に。 もうひとつだけ、もうすこしだけ…… 僕の―――― わがままを………… ――もう、いいよ。 ようやく開いたあなたの唇。 次に紡ぎ出される言の葉が、僕にはとても恐ろしい。 ――そんな顔して、無理をしないで。 真っ直ぐ見据える、あなたと僕とで四つの瞳。 青の視線にに吸い込まれるかのような錯覚。 底には優しさ、寂しさと、少しの冷たさが詰まっていた。 ――今夜だけは、特別だ。 慰めくらいならば与えられるさ。 どこまでも空虚で、偽りに満ちた時間でしかないけれど。 ゆっくり頷く僕の顎を、あなたの指が引いてゆく。 僕の終わりが始まってゆく。 はじめから分かっていること。 そう、ずっと前から知っていたはずのこと…… 舌の上では、あなたの香りと、潮の香りが踊っていた。 1スレ目 115-116 ─────────────────────────────────────────────────────────── 魔法の森と呼ばれた大きな森の入り口にそのお店はある。 魔法の森は大きいけれど、そのお店は小さな古道具屋さん。 小さなお店の中に、たくさんの古道具が置かれている。 日常に役に立つものも、使い方のよくわからないものもいっぱい。 小さな小さな古道具屋さんは、そんな古道具に囲まれながら、時にはうるさく、時にはのんびりと お店を開いている。 お店の名前は「香霖堂」 その店主さんの名は「森近霖之助」 いつからだろう? 私が彼を目で追い始めたのは・・・。 いつからだろう? 私が彼を意識しだしたのは・・・。 いつからだろう? 私が彼のことしか考えられなくなったのは・・・。 香霖堂の扉の前にいる私。 扉に手をかけてから、もうずいぶん時間がたったと思う。 でも、私は踏み出せない。 この扉の先にいる彼の顔を思い浮かべるたびに、手が鉛のように固まってしまう。 困った・・・困ったよぅ。 今日の朝、私は一大決心をしてきたはずなのに。 絶対に・・・絶対に伝えるんだって思ってきたのに。 なのに、その手は動こうとしない。 困った・・・困ったよぅ。 扉の向こうに彼の気配がする。 彼はきっと私のことに気がついている。 扉の前でずっと立ち止まる私を見て、なんて思ってるのかな? 変な子だって思われてるのかな・・・? 私のこと・・・嫌いになったりしない・・・よね? ・・・今日は・・・やめようかな? 扉から、私の手が離れる。 ずっと、扉の前にいるのはおかしいもの・・・きっと彼に笑われてしまう。 ゆっくりと扉に背を向ける。 また、明日があるよね・・・? 明日がだめでも明後日があるし・・・明々後日もあるし。 足がお店と逆の方に歩みだす。 あせることはないから・・・また今度に・・・。 本当に・・・・・・それでいいの? こうして次に繰り越して・・・次もまた今日と同じで・・・。 何度も何度も今日と同じの繰り返し。 そうして・・・私は最後に後悔することになるの? それで本当にいいの? 後悔なんか・・・したくない! 振り返ったお店の扉の前。 扉にかかる私の手。 小さく震える右手を抑えて。 どきどき震える心を抑えて。 私の中に眠っている・・・小さな小さな勇気さん。 お願い・・・私に力をちょうだい! ガラガラ・・・ 「いらっしゃい。ああ、なんだ、君だったのか。扉の前でずっと誰かがいると思って気になっていたんだ」 「それで、今日は今日は買い物かい? 君がいつも買っていくあれ、今日もちゃんと入荷しているよ」 あの・・・・・・ 「ん? もしかして今日は買い物じゃないのかな? 君が買い物以外のようで来るのは珍しいね」 森近霖之助さん・・・ 「・・・何か言いたいことがあるのかい?」 私は・・・ わたしは・・・! 「私は・・・・・・森近さんのことが好きです・・・!」 ここから始まるストーリー・・・ 以下ダークサイド ~~ 中略 ~~ 小さく震える右手を抑えて。 どきどき震える心を抑えて。 私の中に眠っている・・・小さな小さな勇気さん。 お願い・・・私に力をちょうだい! ガラガラ・・・ 「ハッハッハ!! どうだい? このスタイル! このプロポーション! お店の外で誰かが見ていると思ったら、 つい燃えちゃってね! 僕のふんどし姿もなかなか見事なものだろう! ちょうどいい、君も今からこのピンクの フンドシを・・・!」 ピシャン!! さようなら、私の初恋・・・。 真っ白になりながら帰った私はその夜、布団の中で泣き濡れた。 1スレ目 405-406 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「霖之助さん! いや、アニキ! アニキと呼ばせてくだせえ! 俺、一生アニキについていきやす!」 ・・・・・・アレ?(゚∀。) 2スレ目 756 ─────────────────────────────────────────────────────────── (あらすじ。何故か幻想郷に迷い込んだ「俺」は、霊夢や魔理沙たちの助けを得て、なんとか暮らしていました。 そうして一年。わりと溶け込んだ「俺」はよく香霖堂にも顔を出すようになりました) 「ところで君は一体どっちを狙ってるんだ?」 「ぶっ・・・いきなり何を・・・」 「霊夢か魔理沙か。どっちかまではわからないが、君が彼女らに好意を持っているのは見ててよくわかるよ」 「いや、そんなことはありません。断じてありませんから」 「恥ずかしがらなくてもここには他には誰もいないんだ。言ってごらん。力になれるかもしれない」 「・・・違います」 「僕にとってはあの子達は娘か妹みたいな物だからね。どうしても気に掛けてしまうんだ」 「違うんです」 「ひょっとして紅魔館のメイド長か冥界の半幽霊かい?」 「だから違うんです! 俺が・・・俺が好きなのは・・・」 「うん、言ってごらん」 「り・・・霖之助さん! 好きです! 俺の初めて貰ってください!!!」 「そうかそうか、僕だっ・・・たの・・・か・・・は?」 「お、俺もう我慢・・・」 「いやちょっと待て落ち着いて話をしようってこらぬがすんじゃないいやまっていやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」(パシャッ) その日のうちに幻想郷全体に霖之助の吉報(?)が知れ渡ったらしい 3スレ目 420 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「森近先生、無縁塚で変な写真を拾ったんですが何ですかコレ?」 「ああ、これはプリクラと言って外の世界で流行ってる大きなカメラだよ。恋人同士で撮るものらしい」 たまたま立ち寄った無縁塚で拾った物を見て、香霖堂の若き店主が説明してくれる。 恋人同士かぁ……。確かに写っている二人の男女は幸せそうだ。 「そうだ先生! あたしと一緒に写真撮りましょうよ!」 「何!? 香霖が写るなら私も入るぞ!」 「じゃあ私も一緒に」 横で聴いていた魔理沙ちゃんと霊夢ちゃんが超反応を示す。 (う……二人だけで撮りたいのに) 「写真って……なんで急にそんなものを」 「何となく、ですよ~♪ でも、どうせ撮るなら魔理沙ちゃん達とは別々がいいなぁ」 「そうね。霖之助さん、それで良いでしょう?」 「私も賛成だぜ。それじゃちょっと天狗でも呼んで撮ってもらうか!」 「別に僕は何でも構わないが……」 よしっ! 心の中でガッツポーズを取る。同じ様に魔理沙ちゃんと霊夢ちゃんの背中からも立ち昇る炎が見える。 これは……負けられない! 「それで先生、最初は誰から一緒に撮りますか? 先生が決めて下さいよ」 「え? 順番なんか誰からでも良いだろう?」 「何言ってんだ香霖! 速いモノが一番だぜ! こだわらないでどうする!?」 なんか、魔理沙ちゃんスゴイ気迫だなぁ……。 「霖之助さん、こういうのはしっかり決めてね」 霊夢ちゃんもお茶をのんびり啜っているけど目が真剣だ……。 ちなみに先生は私たちが何で息巻いているのか解らないみたいで頭上に?マークを掲げている。 「……それじゃあ、言い出しっぺの君から」 と、先生が私の方を向いて口を開いた瞬間、 「!?」 「!」 ピシィッ! と音を立てて魔理沙ちゃん達が石化した。 「あ、ありがとうございます、先生!」 「いや、喜ばれるほどのものでも無いだろう」 「いえいえ、そんな事ないですよ!」 当の私は嬉しさのあまり歓声を上げまくっていた。その背後で椅子の揺れる音がする。 「……香霖、今日はもう帰るぜ……」 「……私も失礼するわ……」 顔を俯けたまま二人は立ち上がり、扉を開け香霖堂を出て行く。すごい負のオーラを放っているのが最後に見えた。 「突然どうしたんだ、あの二人?」 先生はまったく気付いてない。乙女心には鈍いんだよなぁ。 (二人には悪いことしちゃったかな?) とは言え、こうでもしないと二人っきりにはなれない。恋する少女はいつも戦場で戦っているのだ。 「それじゃ先生、早速撮りにいきましょうよ!」 「ええ? 今からかい?」 「そうですよ~☆ こういうのって思い立ったが吉日って言うじゃないですか!」 「店もまだ途中だって言うのに」 「平気ですって。このお店、さっきの二人以外は滅多にお客さん来ないんですから」 「さらりと酷い事を言うね……」 あはっ、ちょっと言い過ぎちゃった。 「ほらぁ、良いでしょう?」 「……解かったよ。やれやれ、君には敵わないな」 「やった! それじゃレッツらゴー!」 私は先生の手を掴まえてぐいぐい引っ張っていく。 先生と行く初めてのデート。せっかくだから何処かで食事や買い物もしちゃおう。 鈍い先生を惚れさせるにはきっと時間が掛かるから。恋敵もたくさん居るだろうから。 今日からもっと頑張らなくちゃ! おしまい 4スレ目 156 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「こーりん好きだぁぁぁぁぁ!!! ははは、なんてな。いやいや、冗談だ。 霊夢と魔理沙に賭けで負けてな。いわゆるバツゲームって奴でさ。 かなりアレなバツゲームだよな…… っておい。何故血に飢えた獣みたいな目で俺を見る。 つーか、ジリジリと間合いを詰めるな。 待て待て。急に服を脱ぐんじゃない。 大体その褌に書いてある『甲斐性』って何だ。意味分からんぞ。 ん? これを履け? ちょっと待てぃ。お前を同じ褌ではないか! 何? 同じではない? 文字が『御無体』に変わってるだけやないかいっ!!! ちょ……これ以上近付くな。 俺はノーマルだ。 そもそも俺は受けじゃなくて攻めの方だ! じゃなくて…… い、いやあああああぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ あぁん」 新境地が開拓されました。続きを読むには…… この先は文字が擦れて読めない。 後日『甲斐性』と『御無体』と書かれた褌を履いた男性2名が朝日に向かって「HAHAHAHAHA」とか言いながら仁王立ちしてたそうですよ…… 5スレ目 72 ─────────────────────────────────────────────────────────── 外から来た人間にとって最も安全な場所ってのはどこなんだろうなぁ。 博霊神社は安全かっていうとそうでもなさそうな気もする。 最も流れ弾に警戒しなきゃならんような場所だ。 霧雨亭はどうだ。 客としての関係なら無難に続くかもしれないが、住み込みは無理だろう。 いかんせん場所が悪く辿り着く時点で難しい。 マーガロイド亭は。フラグが立つまでに死ぬ確率150%。立った後人形にされる確率50%。 冥界は。修行とか妖夢を釣れそうな理由を作って転がり込んでも幽々様に見透かされて枕元に立たれる。 永遠亭は。てゐの導きで門前払い。かといっててゐを無視すれば全ての運を落として野垂れ死に。 紅魔館は。雇用形態・食料。給与/見返り・ノーマネーでフィニッシュです。 チルノの住む湖は。ティッシュの正しい使い方を教える間も無く凍死。 ぜんぜんっ・・・ぜんぜんだめじゃないか! 幻想郷! 生きられないよ! そんな時だった。我が人生の大恩人と出会ったのは。 『店の手伝いも欲しいし、狭くてよければうちに住むかい』 そして今人間と半妖の立場の弱い男コンビは持ちつ持たれつ生きている。 俺が老いに攫われるまでには、あいつの顔に皺のひとつくらい刻んでやりたいもんだ。 5スレ目 766 ─────────────────────────────────────────────────────────── 壁の時計が定時を知らせる鐘を鳴らす。 隣で修繕の仕事をしていた彼は立ち上がると 入り口に向かい、閉店の作業を開始した。 日が長くなっていてまだ外は明るく、もうそんな 時間になっていたのかと軽く驚きを覚えた。 幻想卿では最近、外から来た人間が定住し、中には 幻想卿で所帯を持つものも出てきたところだ。 2人の生活が始まると、物が入用になる。 お陰で注文は殺到し、開店から閉店まで客の応対や 仕入れたものの修繕作業に忙殺される毎日だ。 私がお邪魔しているこのお店は、私が来たばかりの 頃には繁盛してはおらず、私が来たことによる食い 扶持の増加は流行らない店の店主である 彼には辛いものであったかもしれない。 お疲れ様、といつの間にか戸口から奥へ移動して 彼はお茶を2人分とお茶請けを私のもとへ持ってきた。 ありがとう、と香ばしい湯気を立てる湯呑みを受け取ろうと 彼の方に向き直る。 夕暮れの紅が彼の銀髪を彩り、長めの髪が光を受けながら風に揺れている。 私は気恥ずかしくなり、慌てて湯呑みを受け取ると、気恥ずかしさを 押さえつけるように口を開く。 紅魔館のメイド長に聞いたお話。九尾の狐に聞いた話。 天才薬師の恋人は蓬莱人になったらしいよ、とそこまで話したところで 彼は私に尋ねてきた。 君も、外から来た人間だよね。そういう相手はいないのかい、と。 私は、一寸間を置いて、彼は多分、質問が非礼だったことを詫びようと 再び口を開いたその瞬間に 居ますよ、と答えた。 言葉が交差してしまい、次の言葉を捜そうと時間を捜す為にとりあえず 目線を外す彼に私は、身を乗り出して顔を近づけ、それはね、とだけ告げて 不意に身を乗り出されたのに驚き、固まった彼の右頬に啄む様に 軽く唇を彼の頬に置いた。 8スレ目 46 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「……この子貰っていい?」 訪れる客…いや、ただの冷やかし達は口を揃えて同じことを言う 「ダメだ。出ていかれると色々困る」 店主はその申し出を断り続ける。 私にここにいてほしいと、願ってくれる。 私は座敷童子だから、いるだけでいいのだろう でも、私をみて 私の力じゃなくて、私をみて ずっと私はあなたを見ているの、だからあなたも私をみて でも、彼は外の世界へと空想の翼を広げている 道具ばかりみている お願いだから…私をみて。 あなたの心に触れたいの 8スレ目 950 ─────────────────────────────────────────────────────────── こーりん、俺をお前の男幕結界に入れてくれ 8スレ目 1000 ─────────────────────────────────────────────────────────── ここはどこだろう? 一面の紅い花畑 ここがどこなのか、私が誰なのか解らない 訳も解らずへたりこんでいた私に、その男性は手を差し伸べてくださいました。 その方は、森近と名乗られました 「君の名前は〇〇、だね。ここは幻想郷だけど、解るかな?」 彼の言うことはちんぷんかんぷんですが、暫らく耳を傾けていると外の世界と隔離された世界だという事は理解できました そして、私が外の世界から来たことも。 ただ、残念なことに私は何も覚えていません。 彼もそれを非常に残念がっていました。 行くところもないので、このまま店の手伝いとして泊めて戴ける事になりました。 働くことは喜びでした 彼の力になれることが、単純に嬉しかったのです。 また、彼のお話を聴くことは楽しみでした。 ――私は、幸せでした。 緩やかに流れる時は、長く続きませんでした。 私は体調を崩して倒れてしまったのです。 森近さんは、お医者さまを探しに行かれました 私がこの世界で気付いてから、ずっと空気のように私の傍にいてくれた彼がいないのは、文字どおり空気を失ったように……溺れるような苦しみでした。 いえ、今まで彼の存在に溺れていたのでしょう。一度陸に上がった魚は海で暮らしていけないのです。 森近さんは、医者ではなく巫女を連れてきました。 しかし巫女は私を一瞥して「無理」と一言残して帰りました 次は別の巫女を連れてきました。しかし「こんなの見たことがない」と、困った声を上げました その巫女は、可愛らしい河童を紹介してくれました。 しかし、河童は森近さんがお断わりしました。 理由は解りませんが、危険なのでしょう。河童は妖怪なのですから! 私は日増しに衰弱していきました。 一日のほとんどを寝て過ごすようになりました。 森近さんは何もおっしゃいませんが、私は助からないと気付きました。 だから、私は最後のお願いをしました ――最後の一日を、日常として過ごしたい その願いは叶えられました ふらつく体に鞭を打ち、食事を作れました 目が霞んでよく見えない玄関先を、きれいに掃き清めました 朦朧とする意識に耐え、赤字の帳簿を嘆きました ぶつぶつと、自分でも理解できないうわごとを呟きながらお茶を入れました こと切れるように、就寝につきそうになりましたがまだ寝るわけには行きません。 寝たら最後、私は二度と目覚めないでしょう 何だかんだと、他人を気遣う森近さん 外の世界に夢を持つ、少し大胆な森近さん 理論立てた説明が好きな、博識な森近さん 優しい、森近さん 私は、森近さんに唇を合わせ、最後に告白を試みましたが、奇妙なうわごとに押し切られ、私はそのまま森近さんの胸の中で永い眠りにつきました ――Power off―― ――I LOVE YOU!!―― ――bye―― それが彼女の、最後の言葉だった ポケットコンピュータの付喪神は、生きるために信仰心や心だけでは足りなかったのだ うわごとのように、「バッテリーが不足しています」と繰り返していたのだが、僕にはバッテリーが何であるか最後まで解らなかった ああ、僕は彼女の気持ちに気付いていたし答えたくもあったのに 消え行く運命を知って、答えなかった僕のなんと愚かなことだろう 気分は爽快、なんて体が軽いんだろう 私が布団から起き上がると、大量のボタン電池を持って笑う彼がいた 「「おはよう」」 10スレ目 178 ───────────────────────────────────────────────────────────